2008-01-01から1年間の記事一覧

僕はそこにエンピツを入れる

文章を読むときについ校正者としての視点を介入させてしまうという職業病にかかっている僕は、ちらほらと目に入ってくる「けまらしい」という語にいちいち眉をひそめている。 「けまらしい」という言葉が、ある一定の界隈でだけ通用するローカルな言葉である…

「キラッ☆」の替え歌らしきものを作った(全英語詞)

もうだいぶ旬は過ぎていると知っているけれども、せっかくだから晒す。 歌詞が頭に入っている人向け。あと、前上下の英語能力は\(^o^)/です。 Shake & Echo Swimming girl, you loves you? Could they nowhere hit over rune? Few later... you'll be shak…

非電源ボードゲームオフに行ってきた

11月23日にTwitter界隈で開催された非電源ボードゲームオフ(第二回)に行って参りました。 参加者は計8名。 @inaL @kituneponyo @lhankor_mhy @lovalotta @meitei @ponica @udzura @wordart@meiteiが幹事、裏の主役(お誕生日)は@lovalottaだった。 目的…

なぜ誤植を防がなければならないのか?

前回の記事で、「誰でも正解を類推できる「間違い」は、正解が類推できるのだから、伝達の点ではまったく支障がない」と書いた。それでも校正作業に価値があるとすれば、以下のようなものが考えられる。 伝達速度を上げる 間違っているセンテンスに触れた場…

「間違いは発覚すると正解になる」か?

間違いは発覚した時点で正解になるんですね By風浦可符香 校正をやっていると、常に「間違い」というものに出くわす。誤変換をしていたり、文字がダブっていたり、あるいは足りなかったりする。しかし、それが「間違い」であると分かるのはなぜか、というと…

『AURA〜魔竜院光牙最後の闘い〜』

ガガガ文庫『AURA〜魔竜院光牙 最後の闘い〜』(著・田中ロミオ)を遅ればせながら読了したので、はてな記法の練習も兼ねて、軽くレビューする。発売から3ヶ月近くも経っているし、ネタバレ解禁で行く。

はじめるのにちょうどいい

僕の名刺フォルダーの最後のポケットには、名刺以外のものが差し込まれている。新幹線の乗車券……を買った領収書。2007年9月28日付。額面は10,080円。今は改札機に吸い込まれて消えてしまった、その切符の出発駅は仙台だった。終着駅は東京都内。片道切符だっ…